三途の川おさかなのブログ

だらだらしている

さよなら橋

夜。自転車で橋を渡った。
しばらくする。
帰ろうとして、さっき渡った橋を探す。
ぐるぐるふらふら、橋があるはずの淵沿いを走る。
辺りを照らす灯りは、いつのまにか、自分が漕いでいる自転車のたよりない発電式のライトだけになっている。
橋は見つからない。
淵沿いを走るのは危なかっしくてひやひやするので、自転車を押しながら歩くことにする。
ライトが消えて、真っ暗になる。なんにも見えない。
自転車のハンドルを勢いよく押したり引いたりして、少しでもライトが点くようにがんばる。
とはいえ橋は見つからない。

夢メモ