三途の川おさかなのブログ

だらだらしている

もう説明もしない

数日前から母上と弟の姿が見当たらないのです。おさかなは玄関を上がり、居間で新聞を読んでる父上にそのことを訪ねましたが、見当もつかないといったご様子です。

なんとなくそわそわしてお風呂場に向かい、そのドアを開けてみました。するとそこには冷凍しておいた魚をひっぱりだしてきたかのように氷を帯びて、うつ伏せになって倒れている2人の姿がありました。血の気が引きました。どう見ても死んでいるとしか思えない絶望的な状態でしたが、おさかなは急いで電話の前に立つと、まず警察では無く、救急車を呼びました。

それから30分ほど経ちましたが、救急車がやってくる様子は一向に無いのです。おさかなはもう1度2人のいるお風呂場に向かいました。

母上が何事も無かったかのように、片手を上げて軽く伸びをしておりました。実際母上の服に氷など一粒も付いておりません。

「なんだそりゃ」

目を覚めましますと、なんかまた変な夢を見ちゃったなあと、ケータイに次にこの夢の内容を思い出すときのために"氷付け おかん ハゲ"とキーワードを打ち込みました。おさかなは弟のことをハゲと呼んでいるのです。弟は実際ハゲているわけでは無いのですけれど、ノリでそう呼んでいるのですね。

昨日の夜、お祭りのお片づけも終わりほっとしているときに、酔い潰れてぐたーっとベンチで横になる剣道部員の方を見かけました。付き添いの方や楽団の人たちも手伝って介抱してあげたのですけれど、顔色も悪く、ほんとに死んでしまうんじゃないかというような表情をしておりました。

おさかなにとってこの光景はけっこう衝撃的でございまして、その場にいるのは少し怖くもあったのです。このときの感覚が夢に影響して、あのような内容になったのだと思うのですね。

お祭りのデ店ではビールサーバを使っており、その中には大きな氷の固まりを入れて、ビールを冷やしておりました。テカテカと光る大きな氷を見るのもけっこうめずらしかったのでしょう。夢の中の死体が氷付けだったのはまず間違いなくこの氷の影響なのです。

朝5時過ぎから楽団のグっちとトミータ君がおさかな邸に宿泊しております。時間は9時50分でした。6時に起きると言っていたトミータ君はまだ寝ております。いちおう6時にアラームが鳴り、みんな起きたのですけれど、すぐに2度目の睡眠に入ってしまったのですね。

今日、楽団の人たちは10時に大学に集まって、お祭りの後片付けに参加するのです。トミータ君は楽団内でのお祭リーダーを担当しておりまして、彼が遅れるのはまずい。彼を起こしたら、おさかなの自転車を託してすぐに大学に向かってもらいました。どうやら間に合ったみたいでして、よかったよかった。グっちは遅刻です。

2人が家を発ったあと、おさかなは大学から出されたレポート課題に徹しました。内容は先月まで行っていた小学校の件についてなのです。おさかなとグっちの共同レポートなのですけれど、彼はお祭りの後片付けですから、おさかなが出来るとこまで作って、後で大学で合流して完成させるというコンタンです。

お昼過ぎ、レポートをほぼ完成の状態にまで持って行きましたので、大学に向かいました。トミータ君に自転車を託しましたので、徒歩なのです。しばらく歩いていると、ふと心配になりました。バッグの中を覗くと予想どおり肝心のレポートが入ってません。

Σ(゜Д゜;)んなぁ