時計じかけのオレンジ - 三途の川おさかなのブログ

スタンリーキューブリック監督の時計じかけのオレンジを鑑賞しました。セックスと暴力に溺れ、音楽を愛する青年が、あやしい更正プログラムを受けて、へぼ人間になってしまい、そこからさらに元に戻ろうとする話。
クラシック音楽を垂れ流しにして、それに映像を合わせたかにしたようなシーンが結構出てくるのです。ボコボコにぶん殴ったり、レイプしてしまったりするとこなのですけれど、不思議と心地良いんです？
とても特殊な雰囲気で、飽きる事無く終始引き付けられていました。とても興味深い作品なのです。
ところで主人公アレックスの服装―英国式スタイルとでも言えば良いのでしょうか―かっこ良いですね。古いけど斬新というか。
この監督の他の映画も見たくなって、シャイニングを借りました。謎だらけでよくわからないまま終わってしまいました。パッケージに映る臭そうなおっさんのツラを見て退いておくべきでした。