三途の川おさかなのブログ

だらだらしている

ばんさんかん

スリービルボードという映画を観た。

しばらくゲームは格ゲー、映画はアクションものと脳みそ筋肉な状態が続いていたので、そろそろ人間の心を取り戻さなければいけないと、少しアクションから離れてみた。

レイプ事件で死んでしまった娘を持つ母親。犯人は見つからないままで、あきらめムードで、やる気の無い警察。大金を叩いて、道端に並ぶ3つの広告板に「レイプ事件の捜査を進めろボケ!」的なメッセージを警察所長名指しで掲示して、警察の尻を叩く母親。所長はガンで死にそう。 気分がずぶずぶ沈んでいった。浮上するところはほぼ無い。浮いたと思ったら沈む。やりきれない。良くはない終わり方と、しっとりした余韻に、アメリカン・ニューシネマ的な空気を感じた。