数ヶ月前。嫁が足に謎の痣を付けていることがあった。
身に覚えは無いという。
消えたと思ったら、また似たようなところに痣を付けるということを何度か繰り返していた。
痣の位置から犯人は察しが付いた。キッチンに置いてあるテーブルのカドっこだ。丸みが無く、手を押し付けてみると結構痛い。夜中、寝ぼけ眼でトイレに行く時なんかに、ここに足を、ぶつけてるんだろう。
そこでダイソーでカドっこに被せるための、やわらかパーツを買ってきてテーブルに装着してみた。
それからは痣を見ることは無くなった。けれど、ちょこちょこ、やわらかパーツがテーブルからはずれて床に転がったりしていることがある。粘着テープで固定するだけの安上がりなものなので、はずれやすくはあるのだけれど、放っておいてもすぐはずれるようなものでもない。
相変わらず、嫁が足をぶつけているんだろう。ただし、本人は「知らん」と言う。
監視カメラでも付けて、やわらかパーツがはずれる瞬間を捉えてみたら面白いかもという話になった。
家にいくつか、使わなくなったスマホがあるのだけど、これを使って、動くものに反応する屋内監視カメラ的なもの作れないかなと考えつつ、パラノーマル・アクティビティ(※1)のことを思い出した。
※1. パラノーマル・アクティビティ -