三途の川おさかなのブログ

だらだらしている

地方の駅

旅行で、とある地方の駅への、田舎くさい道を歩いていた。

駅に着く。この駅から、ほんとに目的地に着けるのか確認したい。駅舎の中に入り、路線図を探す。

窓から路線図の一部が覗けた。もうちょい右側がみたい。スクロール出来ないのかと思ったら、駅舎の方が動いた。右へ左へ上へ下へ。ウイイイインと機械音を立てながら駅舎を動かし、小さな窓枠から覗ける路線図の全体像をなんとか把握した。

駅舎を動かしている間、危ないので出入り口を出入り出来ない。出入りしたい人には迷惑をかけることになった。幸い、ほかに人はいなかった。さすが田舎。

宿泊先に、はんなり豆腐を持ち込んだ。裏山の小屋。太ったチャラい姉さんがいて、話が合わなそうだなと思った。勇気を出して話をしてみると、話が合わなかった。おまけに、はんなり豆腐を蹴られた。「お、おまえー!は、は、はんなり豆腐を、ぉおおお!!」と、ろれつが回らず狂ったように憤慨し、姉さんに掴みかかり、ケンカになった。

夕暮れ時になり、みんなでテーブルを囲み、硬貨を使ったゲームをすることになった。明かりを消して部屋を暗くした。各人の前に硬貨を積んだ。進行の人が、なんらかのルールに基づいて、ささやかなプレゼントをくれた。

ゲームを終え、部屋を明るくした。戸棚を見てみると、はんなり豆腐が何丁か、きれいに陳列されていた。見覚えの無い、うめ豆腐が並んでいた。それの持ち主は、さっきけんかした姉さんだった。そんな夢。