三途の川おさかなのブログ

だらだらしている

3本の映画

友達と映画を3本観る予定だった。渋谷の映画館で1本目。宙づりの椅子にわくわくした。ジャック・スパロウみたいな人が出てくる映画だった。

池袋の映画館で2本目。ボロい。椅子が硬い。上映前にジェットコースターとかについてる様なアームが、ガションと胸の前まで降りてきて、椅子に固定された。目を覚ますと、嫁が片足をひとの胸の上に乗せて寝ていた。めいわく。足をどけて、また寝た。

映画は始まったが、途中で機材のトラブルなのか中断してしまう。眠い。3つ目はドラゴンボールの映画が控えている。友達が鳥山明を連れてきて、一緒に観ると言っている。なんで1日に3本も映画を観る予定を立ててしまったのか。2本目さえもこのまま始まっても寝てしまいそうだ。

映画が始まらない。30分だか1時間だか。痺れを切らして、子供がさわいでいる。そばにこのボロ映画館の経営者のおばちゃんが来て、映画の上映のしくみについて尋ねてくる。おばちゃんにわからないものが、わかるものか。ぼくをなんだと思っているんだ。友達が、ぼくらケーキ屋さんなんでわかりませんよと応対してくれる。
スクリーンに Windows 95 とか 98 辺りのクラシックな画面が映し出される。さすがボロい映画館。古そうなOSにわくわくする。ファミコンエミュレーターが起動し、ファミリーベーシックが起動する。どうなってんのこの映画館の上映システム。まわりの友達にとんでもない!と共感を得ようとしたら、もういない。

やっと映画が始まった。

ごじら、もすら、らどん。らどんが2ひきをたべました。しっぽをのこしてたべたのがうれしかったのです。

という子供の語りで始まる。

着物を着た姫。馬と一緒に、とおくに逃れようとする。

逃げたぞ!

追手がやってくる。ボーリング球くらいある大きさの銀の球がドスっと飛んできて、そばに落ちる。その球が持つ不思議な磁力ではね飛ばされて、地面に這いつくばる。やがて、燃やされた。

 

長い夢だった。途中、嫁の妨害を受けたのは本当のことだ。めいわく。

 

オールブランプロテイン
昼 ピザ
晩 やきそば
体重 59.0kg