三途の川おさかなのブログ

だらだらしている

残機が減った

歯医者で虫歯の処置をするにあたって、麻酔を使用することになった。麻酔を使うのは何年ぶりだろうか。歯茎に前座の麻酔液的なものを垂らし、次いで注射針をブスっと刺されて、麻酔を注入される。そんなに痛くはないにしても絵面を想像するだけでゾッとする。顔は完全にやめてくれという表情になっていたと思うが、しぶしぶ承諾した。
注射針を刺された状態のまま、先生に「もう少し我慢してくださいねー」と声をかけられつつ、苦悶の表情で早く終わってくれと願い耐え続けた。
麻酔の注入が終わった。怖いとこは終わった。あとはもう痛くもないはずだ。麻酔の浸透を少し待ってから、実際の処置に取り掛かるのだ。安堵しつつ、麻酔の浸透を待っていたのだが、なんか変だ。気持ちが悪い。目を開けてるのに、視界が白みがかっていく。やがて真っ白になる。ほんとに何も見えない。目を閉じても開いても真っ白。これやばいやつじゃないのか。

死んだ。終わったと思っていたら視界が戻ってきた。2,3分ぐらいのことだっただろうか。戻ってきた先生に、びっくりするほど効きますねこの麻酔と感想を述べた。気持ち悪くなったら言ってくださいと言われた。ほんとなんで言わなかったんだろう。どう伝えるべきかで悩んでめんどくさくなってやめた様な気もする。とにかくとりあえず「なんかやばいです」と声を発するべきだった。

その後は滞りなく虫歯の処置を終えた。麻酔が切れるのを待って、遅い昼ごはんに、つけめんを食べた。

目の前が真っ白になるという症状は今回で2回目だ。麻酔でなったのは初めて。前回は5年くらい前。店でマッコリを1杯飲んだあとに、トイレに向かって歩きだしたときに急激に気持ち悪さが押し寄せてきて視界が白くなった。トイレの個室でうずくまって、気持ち悪いのが去るのをしばらく待っていた。今回味わった気持ち悪さと同種のものだった様に思う。

朝 トースト、オートミール
昼 つけめん
晩 卵納豆