コンビニに入り、本のコーナーに行くとですね、女子高生さんが座り読みしてたのです。本が積んである上にばさりと本を広げてるのですね。よくもこんなに周りの事を考えずに堂々と読めるなあ…。なんて。きっと将来はずうずうしいおばちゃんになるのです。
それはさておき、おさかなはうんこしにきたのですよ。トイレに入って用を足していると、ノックされたのです。ノックに応えようにも、ここの便器は和式なわけでして、とてもドアに手が届かないのです。鍵は閉めてありますので、いいやと思って返事をしなかったのですね。そしたら後方からガチャッて音がしましたのです。ガチャッて言うのはあれなのです。ドアの開く音なのですね。後ろを振り返り見て、最初に目に入ったのはさっきの女子高生さん。
「あっ、すいませんっ」
Σ(゜Д゜;)ノノ
と声を発したのはなぜかおさかななのでした。当然すぐさま閉められるドア。おさかなは用を済ませた後、ドアを調べました。そうしたら、ドアの鍵の野郎、壊れていやがったのです。ドアノブにある取手をくいっとひねって鍵をかけるタイプのものだったワケなのですが、くいっとひねっても鍵がかからなくなっていたのです。女子高生さんに
「失礼しました」
と捨てぜりふを残し、おさかなは不自然でない程度の早歩きで逃げ出しました。もうお嫁にいけません。