三途の川おさかなのブログ

だらだらしている

七瀬ふたたび

お友達こと池ちょんが無くしたクラリネットが見つかったのです。おかげで今日の池ちょんはとてもハイなのでした♪友達の見た夢の内容が、歯の抜け落ちる夢だったら見つからなかったのだろうな…。

(´ー`)

恩田陸さんの「光の帝国 常野物語」を読み終えましたのです。ラスト。ツル先生とみさきさんの再会はかなーりぐっときましたに。

(・ー;)

良いおはなしでした。

ところで、集英社から出されているこの文庫本の解説に、おさかなは共感を覚えましたのです。光の帝国というタイトルは眩しすぎなのです。帝国軍がどーたらで、光の勇者率いる反乱軍がやいのやいの…。なんていうありきたりな話をついつい想像してしまうのです。本当のおはなしは全然違うのですよう。

そいから、この本を読んでいて、おさかなは昔見ていたテレビ番組を思い出しましたのです。あれは…おさかなが小学5年生くらいだったかしらん。8年くらい前…「木曜の怪談」というのが放映されておりました。この番組は毎週2本か3本立てくらいのそれぞれ独立した連続ドラマをやっておりまして、その中の1つに「七瀬ふたたび」というおはなしがありました。おさかなこのおはなし大好きなのでした。

普通の人には無い、特殊な能力を持つ主人公、七瀬さんが他の特殊な能力を持った仲間を探し、集まっていくおはなしなのです。ラストではマインドコントロールされた兵隊さんに七瀬さん以外の仲間は殺されちゃうという悲しい結末だったと思うのです。

そいで、これが光の帝国の中の、特に光の帝国の章に似ているのですよう。こちらの話しでは山奥で暮らすツル先生の元に続々と特殊な能力を持った子供達が集まってくるのですね。そいで、ツル先生が山奥を離れている間に、みんな兵隊さんに殺されてしまうのです。うぐ。

(;_;)

木曜の怪談、初期がいちばん面白かったのですに…。おさかなを一時期、日本人形怯え性にさしてくれたのです。