三途の川おさかなのブログ

だらだらしている

異物混入

春日さんが昨日うちにやって来まして宿泊しておるのですけれど、おさかなは朝のバイトがあるので、彼をほったらかしにしてお出かけします。

バイトが終わった帰り道、いつもの様に自転車を転がしていますと前方、道の左側から黒猫サマがのこのこ歩いているのが目に写りました。黒猫サマに前を横切られると縁起が悪いというのは先日もおはなししましたとおりなのです。前方の黒猫サマはそんなことも知らずにのこのこと道を左側から右側に足を進めようとします。のこのこ…。

「あ~横切られる~」

の…。

「あ?」

(゜Д゜)

黒猫サマ、おさかなの前方を横切る寸前でピタッと足をお止めになりました。そしておさかなのこぐ自転車が黒猫サマの前をかすめて遠ざかって行きます。す、救われた?

おさかなは迷信をバカにしますけれど、そんな迷信が大好きでもあるわけなのです。古来からの言い伝えは日本の文化。大切?にしたいと思います。

春日さんが大学に用があるという話で、他大学を見学してみるのも面白いかなとおさかなも付いて行くことにしました。そちらの大学には春日さんの友達で、おさかなもネット上でだけは交流のあったおけらさんもいるので、彼に実際に会ってみるのも楽しみなのでした。

春日さんの方の大学はなにやら閉鎖的なイメージがありまして、異物であるおさかなが侵入することが拒まれるような雰囲気がたっぷりでございました。

学内に入り、パソコンのある部屋に行って、春日さんが作業を始めました。その部屋には他の学生さん達が数人の他、先生もうろうろしているので、おさかなは追い出されるんじゃないかという不安な気持ちが浮き上がってきました。春日さんが作業をしているところを隣ですっかり縮こまって眺めていると、おけらさんが現れました。やりとりしたことはあるけど会ったことは無い人というのは妙な気分です。人見知りの激しいおさかなですからさらに縮こまっておったのですけれど、しばらくしたら打ち解けられた様な気がします。しかし、相変わらず先生がうろうろしているので縮こまったまんまなのです。そしてとうとう先生が3人の元に近づいて来て

「きみ、ここの大学の人じゃないよね」

…とツッコミを入れられてしまいました。が、追い出されるということはありませんでした。ほっ。