春日総一さん、おけらさんに会いまして、とりあえずお昼ご飯をとファミレスに向かいました。
先日のどーしょもない理由で、春日さんとおさかなはまたオムライスを注文することにしました。先日のどーしょもない理由というのは、オムライスのオを伸ばすとオームライス、すなわちオウムライスになるというものです。
注文のときにちゃんとオームと伸ばして言ってみてよとおけらさんが言いますので、その通り店員さんに
「オームライスを2つ」
と注文しました。
「オムライスですね」
店員さんはノーリアクションでした。当然なのです。
春日さんから高校のときに描き合っていた交換漫画をひさびさに見せてもらいました。これは当時、同高校の非国民さんが家から誰が描いたのかわからない描きかけの少女漫画を持ってきたのがきっかけで、続きを3人で描いてしまおうと始めたものなのです。高校卒業のときにはネタ切れで漫画は止まってしまっていたのですけれど、短大で春日さんがおけらさんと出くわしまして、交換漫画は新たな仲間を加え、知らないうちに続きが描かれていたというのですね。これはそのうちおさかなの不安定世界PC版で公開したいと思います。
(´∀`)
それから小1時間ほど、2人の短大時代のおはなしを聞いてました。と言ってもそれは彼らの短大の1人の先生のおはなしなのです。キムラと言う中年のちょっと陽気で妙な男性です。髪のえりあしがやや外側にハネた感じありまして、口ヒゲ、あごヒゲをふさふさと生やし、頭頂部はハゲておりますので、着色したタコウインナーが首に乗っているところを想像すると良い感じなのかと思います。
このキムラ先生のヒゲが「くさい」とか「ハエがたかっている」とか「ちぢれている」とか「実は陰毛を貼り付けているのだ」など、まことどーしょもない話で盛り上がってしまいました。キムのヒゲが無かったら、2人の短大生活はつまらない全く別のものに成り変わっていたとのことです。ヒゲの話に小1時間。ジャンプコミックス「すごいよ!!マサルさん」の中でモエモエの父が、日本一のヒゲ師を目指したあげく、尊師みたいな毛むくじゃらになってしまい
「ヒゲには…良いヒゲと悪いヒゲとがある…
父さんは悪いヒゲの伸ばし方をしてしまったようだ…」
と病院のベッドで息を引き取るシーンがあるのです。でも、ぼくたちわたしたちはこの悪いヒゲにこそ惹かれるのですね?
オウム真理教は昔、トライサルというPC専門店を経営していたそうです。テーマソングはディズニーじみた曲調で、尊師と女の人のデュエットなのでした。おさかなはソフマップのテーマソングより、トライサルのテーマソングが好きなのです。そんなわけでソフマップのことをトライサルと呼ぶことに決めました。
ソフマップよりトライサルの方が言いやすいよねと春日さんも賛同します。
そんなトライサルでPC機器を眺めたのち、CD屋さん、ハードオフと周り、カラオケに辿り付きました。
もうみんなくたびれておりましたので、最初はゆったりした歌から始めました。そうしたら、なんだかしみじみしてきたので、今日のテーマはしみじみということになり、そんな歌ばかりをみんな選曲しました。こんなノリは初めてなのです。暗い歌でも盛り上がれる方法を見出せたような気がします。
カラオケの後どうするか迷ったあげく、おけら邸で宿泊することになりました。おさかなは明日、講義が1限目からあるのです。
26時過ぎ、春日さんがPCで尊師の映像をリピート再生するようにセットし、そのまま寝ることになりました。尊師の声が聞こえてくる度に吹きだしてしまい、なかなか眠ることが出来ないのです。
「なにをやっているのだ」
翌日の朝、当然尊師の声を聞きながら起き上がりました。ぼくたちはヘンタイです。