こないだ、近所でカラスの鳴き真似をしたら、背後から耳の横をカラスがすっ飛んでいったという話を書いた。カラスの教科書という文庫本を読んでいたら、これがどういう行動なのかについて、ちゃんと記述されていた。威嚇だ。ここから出てけ。カラスの威嚇には激しく鳴くだとか、足元を叩いて音を出すとかレベルがあるのだけど、その中でも、わざわざ自分より大きな生き物に近づくのはカラスの身にとっても危険な行為で、相当、警告度の高い威嚇ということらしい。うっうっ。わかってた。ほんとはわかってた。あれが友好的な態度では無いということは伝わってきた。うっうっ。
そういえば先日は電信柱の上に止まっているカラスに向かって鳴き真似をした。そしたら、カラスはクチバシで電信柱に付属の金物を叩き、ガンガンガンと音を鳴らしていた。不機嫌そうなのは、よく伝わってきた。