三途の川おさかなのブログ

だらだらしている

うまー

県内大学吹奏楽部合同のジョイントコンサート本番の日がやってきました。参加大学は文教大学吹奏楽部、埼玉大学吹奏楽部、大東文化大學全學應援團吹奏楽部、城西大学文化部連合会吹奏楽部、東京国際大学吹奏楽団、日本工業大学吹奏楽団、駿河台大学吹奏楽部、芝浦工業大学文化会交響吹奏楽団、平成国際大学吹奏楽部。総勢およそ200名。フルートパートだけで30人あまりもいるのです。その…とても窮屈なのでございます。

それぞれの大学には、専用の衣装があるのですけれど、うちの大学だけ極めて目立つのです。他大学は白、黒、それに灰色など辺りさわりのないベーシックなものなのです。うちはとにかく赤い。赤いブレザー、通称赤ブレなのです。ひらがなで書くと「あかぶれ」。なんだかかぶれてしまいそうです。他大学の人には

「赤い…」

とひとこと言われます。周りを探せばとにかく目立つので、すぐに同じ大学の仲間を見つけられるという利点があります。

リハーサルが終わったお昼頃、すぐ近くにあるマクドナルドに向かいました。赤ブレは恥かしいので、脱いで行きます。先に来てカウンターの列に並んでいる同大学の友達はそのまんま赤ブレを着ておりました。

「いやぁ…赤いなあ。」

ところでここのマックは他と変わっていて、セルフサービス型なのでした。人の列の流れに沿って、並べられている品物をお盆に載せるのです。お会計はお盆に載せられている品物を見てもらって計算してもらうのですね。

さて本番、指揮者さんが構えて静止すると、指揮棒がかすかに振動しているのが見えました。練習には無い、程よい緊張感なのです。最後の曲、「ぐるりよざ」が終わると、お客さんたちからの長~い拍手が響き渡りました。

そのあとはお約束のアンコールなのです。1曲目は「ムーン・リバー」でまったりと落ち着いてまらいます。演奏するのも比較的簡単な曲なので、こちらも休むみたいな意味があったのかもしれません。

そして本当の最後、「君の瞳に恋してる(CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU)」が始まりました。椎名林檎さんとか日本でも色々な人がカバーをしている素敵な曲なのです。古い話なのですけれど、アニメ、緑のマキバオーのエンディング曲「とってもウマナミ」もこの曲の変形版なのです。指揮者さんがお客さん側を向いて、手拍子を勧め、みんなノリノリのうちに演奏会は締めくくられました。ぶらぼー。