三途の川おさかなのブログ

だらだらしている

その1歩が…

朝、4時30分に起きました。昨日買っておいたフランスパンをちぎったりかじったりしながら電車に乗り込みました。電車の中で長時間じっとしていたら、やっぱりひまかなと思っていたのですけれど、流れ移り変わる景色を見ていたらそんなことも無いのでした。

黒磯駅で福島駅行きの電車に乗り換えると、となりに座ったおっさんがえろえろなお写真がたくさん載っている雑誌を、どどんと広げて読み始めましたのです。おさかなの視界に肌色がチラチラと入っちゃって、うっとおしいったらありゃしない!しかも特別袋とじみたいなものをビリビリ音を立てて、さらに激しく肌色なのです。まいったなあとメモ帳を取り出して、この段落を書くおさかななのです。

電車に揺られながら小型時刻表を調べておりますと、今日の目的地である八戸に予想していた時間よりだいぶ早く着くことに気付きましたのです。いや、こういうことは出発の前にびしりとやっておくべきなのですけれど、そこはおさかなですから。

(´∀`)はははん。

時間潰しに北上駅で降りまして、小1時間ほどぶらぶらとお散歩をしましたのです。この辺りのゆうびんポスト、電話ボックスなどのてっぺんには鬼のような顔をしたお面がくっつけられておりました。いくらなんでもくっつけすぎなのです。

100円均一のお店"ダイソー"がございましたので、カセットテープとアルカリ乾電池を買いましたのです。電車好きの友達よっしゃまが言っておりましたのです。青森の方に行くと、電車の中で喋っている人達の言葉がなまりすぎていて、何を話しているのかさっぱりわかならない。…と。それでそのなまりっぷりをカセットレコーダーで録音してみたいなと思ったわけなのですね。

盛岡駅でもお散歩しました。途中で白猫さんと黒猫さんの2人組が街角でくつろいでいらっしゃったので、素敵だなあと写真に収めましたのです。そしてさあいよいよ八戸に行くぞと改札口を通過しようとしたら、拒否されました。なんと盛岡~八戸間のいわて銀河鉄道では青春18きっぷが使えないって言うんです。そんなばかなぁ…。小型時刻表にはこの銀河鉄道とやらは普通電車と同じ扱いのような書き方をされていたので、さっぱりわからなかったのです。しょうがなく普通の切符を買おうと運賃表に目をくれますと、そのお値段2960円。

Σ(゜Д゜;)

青春18きっぷは5枚つづりで11500円。つまり1枚分は2300円なのです。これを考えますと2960円というお値段は…ぼぼ…ぼったくり!ぼったくりだ~!!3人の夏目さんとなごり惜しみながらのお別れをしましたのです。これは思わぬ大出費なのです。

(;д;)

いわて銀河鉄道略してIGR。ちょっと青い色が際立つものの普通の電車なのです。移動速度に関しましても一般的なのです。盛岡を出発してから1駅通過するぐらいまで、別れた夏目さん達のことを想っておりました。この電車のせいでおさかなは盛岡が嫌いになりましたのです。

(`~´)ムカー

おさかなの向かいには、おしゃべりを交し合っているちょっと田舎っぽい娘さん3人組と化粧っけのある女子高生さんがおったのですが、どちらも同年代の女のこなんだやなあと比較しながら楽しんでおりました。女子高生さんの履いている革靴はかかとを長い間ふんづけまくっていたのでしょう。ボロボロなのでした。彼女は3人組のおしゃべりをしているサマをチラチラと伺っていたのですけれど、

「さえない娘どもだなー」

とか思ってたのかしらん。

電車が八戸に近づくにつれ、人が減っていきます。いつの間にか車内には向かいの娘さん達とおさかなだけになり、やがて女子高生さんと3人組のうちの2人も電車を降りました。その、つまり乗客は2人だけになってしまいました。1人分ずれているものの、おさかなと娘さんはほぼ向かい合うような形になってしまいすんごい気まづいのです。それでいて、動くに動けない。20分ぐらいはそんな状態が続き、21時15分、電車は終点八戸に到着しましたのです。何かおはなしとかしてみれば良かったのかなと思いました。でもおさかなは口ベタなのです。やっぱだみだ~。

(´Д`)

さあて、今宵は何処で寝ようかな。今回の旅ではおさかなホテルの予約はとってないのでして、野宿なのです。本当はユースホステルを使うつもりだったのです。次回こそはしっかりと予定を建てなくちゃ…。