三途の川おさかなのブログ

だらだらしている

暗い夜道

血まみれの死体がいくつか転がっていた。ニヤニヤする娘さんを閉じ込めたと思ったら、いつの間にか消えていた。断片的にしか覚えていないのです。なんとも気味の悪い夢でした。

山荘に泊まるは今日が最後なのです。真夜中に数人で山荘を出て、ひたすら上り坂の道路を上って行きました。道路の両側は森が続いていて物音はみんなの足音と声のみ。暗さで2、30メートルくらい人と離れると、もう相手は黒い影にしか見えません。

目指すのは伝説のトイレなのです。ちょっと行ったところにぽつんとあるらしいのですね。肝試しの様なものでしょうか。歩くこと30分。トイレは工事現場にある仮設トイレの様でして、それ自体は別に大したものではありませんでした。それよりも、ここにたどり着くまでの道筋の方が雰囲気が合ってぞぞぞと心地良かったのです。帰り道におさかなもぶつくさしゃべっていて、「かごめかごめ」の歌詞の話をしました。あの歌詞は何を表したものなのか。後輩の1人が教えてくれました。身ごもった嫁さんが、赤ちゃんはいつ出てくるのかを尋ねに神社に行った帰り道、姑に神社の階段から突き落とされてしまうという話なのでした。ということは「かごの中の鳥はいついつ出やる」というのは母親のお腹の中の赤ちゃんはいつ出るんですかということの比喩なのかしらん。「夜明けの晩に」は朝方。「鶴と亀がすべった」というのは鶴と亀、縁起の良いものがすべるということでとてつもなく悪いこと。ということで階段から突き落とされるところ。「後ろの正面だあれ」は後ろからわたしを突き落としたの誰じゃこのやろうという母親恨み交じりの言葉。

本当にそういう意味なのかはともかくとして、歌詞の解読というのは面白いものですに。