三途の川おさかなのブログ

だらだらしている

くすり体験

5分前に寝付いたばかりなのに、と思ったらもう4時間が経過していました。ふとんに別れを惜しみながら、寒い冬の早朝、自転車でバイト先に向け走ります。眠い。いつにも増して眠いのです。

まずい、そこいらにちらちらと人影が見えます。これは幻覚なのです。脳みそが半分眠って夢を見ているのでしょうか。脳みそが今見ている風景にリアルタイムに影響されて、それに見合った夢の画像を投影しているのでしょう。まっすぐ走れません。道路をふらふら。車いたら死んでます。きっとおくすりを使ったらこんな感じなんだろうなと思います。

その後、バイト先でもテーブル拭きながら幻覚を見ていました。やっぱりちらちらと人影が見えるのです。誰かがわたしを見張っている。さいわい、店内にほんとのお客さんはいらっしゃいませんでした。

しばらくして、お客さんが来店すると、急にはっとして意識が覚醒しました。授業中、眠くて眠くてしかたが無いときに、

「はい、おさかなくん」

なんて先生に指摘されると急に眠気が覚めることがあるじゃないですか。誰もいない店内に来店があるのはそういう感じに似ています。こういうとき、おさかなは脳みそに対して、しゃきっと出来るなら始めからしゃきっとしやがれいっと文句を言います。言わずとも念じます。