三途の川おさかなのブログ

だらだらしている

足りない足りない

恩田陸さんの月の裏側をとりあえずは読み終えました。まだ理解しきれてないよなところがあるのでまた読み直したいと思います。

(´ー`)

主要メンバーの4人がそれぞれ別行動を取り、話が同時進行していく辺りからぐぐぐっと面白さが加速していきましたね。あんまり本編とは関係の無いことなのですけれど、協一郎さんが他人を"読み物"とする捉え方にすごい興味を覚えましたのです。それから猫の名前、白雨(ハクウ)は素敵だなと思いました。おさかなもペットを飼うとしたらこんな名前を付けてあげたいのです。

主要メンバーが文学しりとりをやっておったのですけれど、おさかなはどの作品も読んだことが無くてちょっと残念なのでした。

それにしても世界にはいったいどれ程の本があると言うのでしょう。ゲームで1日の大半を過ごしてきた子供時代を振り返り、どうしてもっと早くに小説に興味を持てなかったものかと悔やむところがございます。まあこんなゲームざんまいでおばかな日々を送ってきたからこそ今のおさかながあるのかと思えば、机の引き出しの中に飛び込んで、昔の自分に小説をお読みなさいと本を押し付けるような真似はしなくても良いわけなのですけれど。

とりあえず、ゲームにごっちゃりと使ってしまった時間を取り戻すべく、これからは沢山の本を読んでいきたいのです。