先日、お巡りさんにとっ捕まりましたおさかなです。今日はそのとき、お巡りさんに「書いてくるように」と言われたプリントを警察署にお届けしに行きました。自転車は昨日、新しいものを買いました。
お巡りさんにプリントを渡し、「はい、それじゃあね」とすぐに帰れるかと思いきや、それは甘い考えなのでした。
悪いことした人は、その罪の大小に関わらず、警察の悪いことした人リストに資料として載せられてしまうようなのです。
お巡りさんの後について、警察署の2階にやってくると、空気がこう…ずももっと重苦しくなるのが感じられました。部屋の表札に目を向けると、ここが刑事課であることがわかりました。デスクにつくお巡りさんの表情はみな険しくて、なるほど刑事課なのです。おさかなが先ほどいた地域課とは明らかに雰囲気が違います。地域課はなごやかでした。
刑事課を抜けた通路には取り調べ室に通ずるドアが4つほど並んでいました。その中の1つに入りました。取り調べ室はもうあれですよ。殺風景な四角いお部屋の真ん中に、電気スタンドが乗っかったデスクがぽつんと置いてあるという、テレビでお馴染みのスタイルでした。
取り調べが始まるのかと思いきや、この部屋に荷物を置いて、向かいの撮影室(…だったかな)に入りました。お巡りさんは取り調べ担当の方に代わります。なんだかやたらやさしそうなのです。
まず、写真は正面顔、横顔、斜め顔と3パターンほど撮影されました。次に指紋の読み取りです。指紋専用のスキャナを使い、パソコンに指紋を登録するのですね。
ところで、おさかなは小学生のころから指先だけがやたら荒れていて、しょっちゅうバンドエイドをそれぞれの指に巻いていました。その頃に比べれば、今はだいぶ荒れは収まったのですけれど、指先の無数の切れ傷の痕は消えずに残っております。
指紋スキャナに指先を置くと、ディスプレイにどどんとおさかなの指紋が表示されました。そこで読み取りをすると、パソコンがエラーを出しました。指紋の特徴情報が少ないと言うのです。確かにディスプレイに表示されてるおさかなの指紋、切れ傷だらけでなんだかよくわからないのです。し…指紋が無い!?
(゜Д゜;)
そこで、お巡りさんはハンドクリームを渡してくれました。それを指先にうんと刷り込むと、ようやくパソコンは指紋を認識してくれました。
「こんなことはなかなか無いよ」
とお巡りさんは言いました。そこで他にもこんなことがあった人がいたのかを聞くと、それはおばーさんの事例なのでした。
Σ(´Д｀)ガーン
また変な体験をしてしまいました。ドキドキしましたが、なんだか面白かったです。
警察署の帰り、カインズホームに向かいました。掃除機が欲しかったのです。今、家に置いてある掃除機はかなりの年代もので、軽く見積もっても15年は前のものなのですね。
さて、買った掃除機を持って帰るのが大変です。自転車の前カゴになんか当然入らないので、カゴの上にどかっと乗っけます。そして、それを上から片手で支えながら、よろよろと帰りました。
