三途の川おさかなのブログ

だらだらしている

布教活動

とうとう夜を明かしてしまった。からすの鳴き声に始まり、色々な鳥たちの声が朝の訪れを感じさせます。〆切なんて宣言するんじゃなかったよなんて思いつつも、モノは出来上がったので、達成感でいっぱいです。このホムペのPC版のトップで今月中にアップ予定と書いて作っていた「麻原彰晃ファミリコンサート2004~ゲスト 福永法源~」の話なのです。

いつも〆切なんか決めないで、のんべんだらりと作っていたのですけれど、楽団を辞めてたっぷり時間も出来たことなので、今回は軽く宣言しちゃいましたのです。

自分で作った〆切とは言え、期限が迫ってくると、やらないといけないような使命感みたいなものがもじゃもじゃと沸いてきました。おかげで短い期間ですごい集中が出来ましたのです。特に昨日や先週の日曜日なんかは、食事の材料のお買い物や料理の時間以外、パソコンの前でヘッドホンをつけてひたすら尊師や法源のありがたいお声を聞きつつ、曲作りに没頭しておりました。

あ、でも途中、電気グルーヴの音楽も聴きました。今回の曲は尊師がコンサートを開いている様子を表現したかったのです。そいで、電気のアルバムに、実際に行われたライブを基に構成されたイルボン2000というのがあるのですけれど、これを大いに参考にしましたのです。一部パクったも同然のようなとこもあります。

イルボン2000はおさかなが初めて聴いた電気のアルバムでして、初めてまともにテクノというジャンルに触れたという気がしました。その時はなんだかものすごい衝撃的でして、友達にテクノを薦めるならば、迷わずこのアルバムを聴かせたいと思うのです。電気の中で1番のお気に入りです。

さて、話を麻原ファミコンに戻しまして。この曲は楽器以外の、その、つまり声ネタをたくさん使用しているので、いつも使っている作曲ソフトの他に、bmsクリエイターというソフトを使って作りました。

1999年辺り、ネット界の一部ではBM98というフリーのゲームが大はやりでした。このゲーム、コナミビートマニアのまさにそのまんまのゲームで、BGMに合わせてキーを叩いてリズムを鳴らすものなのです。

BM98の良いとこは、これで遊べる曲データが別途読み込みになっている点なのです。曲データは専用のツールを使えば、誰でも手軽に作ることが出来るのでして、多くの人が曲データを作り、自分のサイトにそれを置いたのです。おかげでゲームの面白さはそれこそ無限に広がったのですね。

そして、その曲データを作る専用のツールというのがbmsクリエイターなのです。データを作る作業は難しそうに思われて、実はいたってカンタンなのです。使いたい音のデータ、例えば「うんこ」としゃべっている短い音声データを読み込みます。それをマウスで好きなとこにポチポチと配置すれば、それだけで「うんこうんこうんこ」なんてリズムが刻まれるのです。ちなみに短い間隔で配置すれば「うううんこ」になったりするのです。

bmsクリエイターを使うのは高校の卒業のときに、先生方の声を録音しまくって作った卒業記念音楽のとき以来でして、ひさびさのソフトの使い心地に、なにやら当時の思い出がふつふつと浮かんできました。

パソコンで最初に曲らしきものを作ったときもこのソフトを使いました。おさかなのパソコン作曲デビューをもたらしてくれた、とても思い入れの深いソフトなのです。

法源の声ネタなんかを使っていると、高校2、3年のころを思い出します。当時、高校の一部の友達の間では宗教ネタが大はやりでございました。丁度、法源が詐欺だとか詐欺じゃないとか言ってた時期なので、テレビではけっこう法源が映っていたのですね。

友達同士、それぞれが自分の担当するテレビのチャンネルを決めて、同時刻にやるニュース番組を分担して録画して、法源の姿を少しでも多く捕らえるなんていうとてつもなくマニアックな上にどーしょもないことをやっておりました。

その声ネタがこの2、3年の間、ずーっとおさかなのPCの中で眠っていたのです。今回の新曲、麻原ファミコンのおかげで、つもりつもった声ネタたちもようやく成仏できたというわけなのですね。

1時間目の授業の開始が迫ってきた9時ごろ、大学に向け自転車を走らせます。しかし頭の中は、つい先ほど完成した曲でいっぱいなのです。早くこの曲を誰かに聴かせて、反応を見てみたいのです。教室に着きますと、エモノがおりました。紅晶さん。

(゜∀゜)ニヤリ

授業もそろそろ始まるというのに、7分を越える大曲をフルで聴いてもらいました。嬉しかったですわー。