三途の川おさかなのブログ

だらだらしている

行ったコト無いトコ

寝るときは死体の様に両手を胸の前で組んでお眠りなさい。さすればかなりの高確率にて怖い夢を見ることができよう―これは確かなおはなしなのです。胸の上に手を置くことで心臓がちょいっと圧迫されて、脳みそが危機感を覚えるのですね。その影響が夢の中に表れるってえわけなのですよう。

ひさびさにその技を思い出して、昨日は死体の格好をして寝て見たのです。そうしたらおさかなは朝鮮にいました

(゜Д゜;)

ひいっ!!

空は曇天。とにかく街全体が暗い暗ーい雰囲気で、そこにいるだけで気分が滅入ってしまう感じなのです。スーパーでお買い物をすると、缶ジュース1本が230円とかなり高いのでした。みんなでトラックに乗っかって、朝鮮脱出をしようと頑張っていました。

でもなんだか場面が切り替わり、コンクリート作りのアパートの廊下にいました。廊下には4つのドアがあり、各部屋に通じているのです。1つの部屋からどきゅーんと銃声がして、中から1人の男が出て来ました。服装は灰色っぽかった気がするのです。彼はおさかなの横を通り過ぎて、そのまま何処かへ行ってしまいました。おさかなは男が出てきた部屋に入ってみました。するとそこには血塗れの死体が横たわっているわけでもなく、4、5人の友達がわきあいあいとしているのでした。な…なんのこっちゃ。

現実の友達の他に、夢の中で出来た友達が1人いました。そしてそこにはなぜかカラオケせっとがあって、ぃよし!やろうじゃないかという事になったのです。…どんどん朝鮮脱出の話からそれていくのです。

(´∀`;)

唄の本はちゃんと日本語で書いてあるのでした。そこでおさかなは早速選曲しようとページをめくります。めくっている間に、一番手の人の唄が始まりました。一番手は夢の友達です。曲は…電気グルーヴの「富士山」

♪ふっ…じっ…さーんっ!!ふっ…じっ…さーんっ!!

…とひたすらに富士山を連呼、叫ぶないすな曲なのです。そして、それはおさかなが後で唄おうとしていた曲だったのです。

「お…おのれえ…」

持ち唄を夢の友達に奪われた悔しさを残しつつ、場面は現実の布団の上へと移行しました。

夢の中では不自然な場面の切り替わりもまるで違和感の無いままに話が続いてしまうのが不思議なのです。それにしても後半はおちゃらけた夢の様で、舞台は朝鮮。起きた時は夢の友達への悔しさよりも、朝鮮のその重苦しい雰囲気がしっかりと残っていました。あたかもさっきまで確かにそこにいたかの様な感じで、気持ち悪かったのです。